Macの音声入力で句読点・改行を入れる方法|自動句読点とコマンド一覧
この記事は、Mac用AI音声入力アプリ「Koebo」の開発元が書いています。Koeboは自社製品です。
Macの音声入力では、句読点は「自動句読点」で自動的に入り、改行は「次の行」「次の段落」と話して入れます。記号も「感嘆符」「疑問符」のように名前を言えば入力できます。
ただ、自動句読点は思った位置に入らないこともあります。この記事では、自動句読点の仕組みとオン/オフ、改行や記号のコマンド、うまくいかないときの直し方を説明します。
自動句読点の仕組み
対応する言語の音声入力では、話している間にカンマ、ピリオド、疑問符が自動で挿入されます。Appleはこれを「自動句読点」と呼んでいます。
自動句読点は、話の区切りや抑揚をもとに句読点を推測します。そのため、次のような話し方をすると入りやすくなります。
- 文の終わりで、ほんの少し間をあける
- 質問のときは語尾を上げる
- 一文を長くしすぎない
逆に、早口で間をあけずに話し続けると、句読点が入らないまま長い一文になりがちです。
自動句読点をオフにする
句読点を自分で入れたい場合は、オフにできます。
- アップルメニュー →「システム設定」を開く
- サイドバーで「キーボード」をクリックする
- 「音声入力」の「自動句読点」をオフにする
改行・段落のコマンド
改行は、話しながらコマンドで入れます。
話す言葉 | 結果 |
|---|---|
次の行 | 改行する(Returnキーを1回押すのと同じ) |
次の段落 | 段落を変える(Returnキーを2回押すのと同じ) |
tabキー | 次のタブ位置へ移動する |
改行は、音声入力が完了したタイミングで反映されます。話している最中に画面上で改行されなくても、止めたあとに反映されるので慌てなくて大丈夫です。
記号を入れるコマンド
記号は、記号の名前を言うと入力されます。Appleが公開しているコマンドのうち、よく使うものを抜き出しました。
話す言葉 | 結果 |
|---|---|
感嘆符 | ! |
疑問符 | ? |
開き丸かっこ/閉じ丸かっこ | ( ) |
開き角かっこ/閉じ角かっこ | [ ] |
コロン | : |
中黒 | ・ |
アットマーク | @ |
スラッシュ | / |
パーセント記号 | % |
円記号 | ¥ |
ほかにも、通貨・数学記号・著作権記号などのコマンドがあります。全体は記事末尾のApple公式ページで確認できます。
日本語の「、」「。」が思いどおりに入らないとき
自動句読点を使っていても、句読点の位置が気になることはあります。おすすめの対処は次の3つです。
- 話し方で調整する:文末で一呼吸おくと「。」が入りやすくなります。
- 入力後にまとめて直す:音声入力は勢いで話し切り、あとからキーボードで句読点を整えるほうが、途中で止めるより速いことが多いです。
- AI音声入力アプリを使う:AIが文全体を見て句読点を付け直すタイプのアプリなら、話し方を気にせず読みやすい文章になります。
AIが句読点や言い直しを整える仕組みは、AI音声入力とは?で解説しています。
よくある質問
「改行」と言っても改行されません
Macの音声入力で改行するときは「次の行」と言います。段落を分けたいときは「次の段落」です。
コマンドの言葉を、そのまま文字として入力したいときは?
コマンドと同じ言葉を文字にしたい場合は、いったん音声入力を止めてキーボードで入力するのが確実です。
句読点が全く入りません
「キーボード」設定で自動句読点がオンになっているか確認してください。また、自動句読点は対応言語でのみ使える機能です。音声入力の言語が正しく選ばれているかも確認しましょう。基本設定はMacで音声入力する方法にまとめています。
参考情報
料金・仕様は2026年10月17日時点で確認した内容です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。