Macの音声入力

Macで音声入力する方法|設定・ショートカット・使い方をまとめて解説

この記事は、Mac用AI音声入力アプリ「Koebo」の開発元が書いています。Koeboは自社製品です。

Macには、話した言葉を文字にする「音声入力」が標準で入っています。追加のアプリは不要で、「システム設定」の「キーボード」で音声入力をオンにし、マイクキーかショートカットを押して話すだけで使えます。

この記事では、macOS 27の画面に沿って、設定から入力の始め方・止め方、よくあるつまずきまでを順番に説明します。

Macの音声入力でできること

音声入力は、文字を入力できる場所ならほぼどこでも使えます。メール、メッセージ、メモ、ブラウザの検索欄、Google ドキュメント、ChatGPTの入力欄などに、話した内容がそのまま入力されます。

Appleシリコン(M1以降)を搭載したMacでは、話している途中でもキーボードで入力できます。音声入力を止めずに、言い間違えた箇所をキーボードで直してから話を続けられるので、作業が中断されません。

音声入力をオンにする

最初に一度だけ設定が必要です。

  1. アップルメニュー →「システム設定」を開く
  2. サイドバーで「キーボード」をクリックする(下にスクロールが必要な場合があります)
  3. 「音声入力」をオンにする
  4. 確認画面で「有効にする」をクリックする

途中で「Siriと音声入力の改善」のために音声を共有するか聞かれます。共有したくない場合は「今はしない」を選んでかまいません。あとから「プライバシーとセキュリティ」→「解析と改善」で変更できます。

同じ「キーボード」設定の中で、音声入力の言語も選べます。日本語で話すなら「日本語」が選ばれているか確認しておきましょう。

音声入力を始める・止める

始め方

  1. 文字を入力したい場所をクリックして、カーソルを置く
  2. 次のいずれかで音声入力を始める
    • キーボード最上段のマイクキーを押して放す(マイクキーがあるMacの場合)
    • 設定した音声入力のショートカットを押す
    • メニューバーの「編集」→「音声入力を開始」を選ぶ
  3. カーソルが強調表示されて点滅するか、発信音が鳴ったら話し始める

マイクキーは「押して放す」のがポイントです。押したままにするとSiriが起動します(Siriが有効な場合)。

止め方

話し終えたら、Escapeキー、マイクキー、または音声入力のショートカットを押すと止まります。何も話さない状態が30秒続いた場合も自動で止まります。入力できる長さに上限はなく、話している間にタイムアウトすることはありません。

ショートカットを自分好みに変える

音声入力を始めるキーは変更できます。マイクキーのない外付けキーボードを使っている場合は、ここを設定しておくと便利です。

  1. 「システム設定」→「キーボード」を開く
  2. 「音声入力」の「ショートカット」ポップアップメニューから好きな操作を選ぶ
  3. 一覧にないキーにしたい場合は「カスタマイズ」を選び、使いたいキーを押す(例:Option+Z)

選べるショートカットの種類は、Macの機種やmacOSのバージョンによって異なります。なお、音声入力のショートカットを設定すると、機種によっては「fnキーを押して」(地球儀キー)の動作設定が自動で変わることがあります。fnキーに別の機能を割り当てている人は、設定後に確認しておきましょう。

句読点・改行・絵文字を入れる

対応する言語では、話している間にカンマ、ピリオド、疑問符が自動で入ります(自動句読点)。改行や記号は、話しながらコマンドで入れられます。

  • 改行:「次の行」(Returnキー1回分)
  • 段落を変える:「次の段落」(Returnキー2回分)
  • 記号:「感嘆符」「疑問符」など記号の名前を言う
  • 絵文字:「ハートの絵文字」のように絵文字の名前を言う

句読点や改行の入れ方は、Macの音声入力で句読点・改行を入れる方法で詳しく解説しています。

誤変換を直すには

認識に自信がない語には、青い下線が付きます。下線の語をクリックすると、ほかの候補を選べます。候補にない場合は、その部分を選択してキーボードで直すか、もう一度話し直しましょう。

認識の精度を上げる話し方や環境づくりは、音声入力の精度を上げるコツにまとめています。

音声入力がうまく動かないとき

「キーを押しても反応しない」「声を拾わない」といった場合は、音声入力がオンになっているか、マイクの入力先と入力音量が正しいかを確認します。詳しい手順はMacで音声入力ができないときの対処法をご覧ください。

よくある質問

Macの音声入力は無料ですか?

無料です。macOSに標準で入っている機能で、追加料金はかかりません。

音声入力の内容はAppleに送られますか?

Macの「キーボード」設定の「音声入力」の下に、音声がデバイス上で処理されるかどうかの説明が表示されます。一般的なテキストの音声入力がデバイス上で処理される場合もあれば、インターネット接続が必要な場合もあるため、気になる人は設定画面の表示を確認してください。

標準の音声入力とAI音声入力アプリは何が違いますか?

標準の音声入力は話した言葉をそのまま文字にします。AI音声入力アプリは、文字起こしのあとにAIが「えーと」などの言葉を取り除いたり、言い直しを整えたり、文章を読みやすく整えたりします。違いはAI音声入力とは?で解説しています。

参考情報

料金・仕様は2026年10月17日時点で確認した内容です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。