Macで音声入力ができない・反応しないときの対処法
この記事は、Mac用AI音声入力アプリ「Koebo」の開発元が書いています。Koeboは自社製品です。
Macの音声入力が動かないときは、「音声入力がオンになっているか」「正しいショートカットを押しているか」「マイクの入力先と入力音量は正しいか」の3つを確認すると、多くの場合は解決します。
この記事では、Appleの公式サポートで案内されている確認項目を、確認しやすい順に並べ直して説明します。
1. 音声入力がオンになっているか確認する
最初に確認するのは設定です。macOSのアップデート後などに、オフになっていることがあります。
- アップルメニュー →「システム設定」→「キーボード」を開く
- 「音声入力」がオンになっているか確認する
あわせて、音声入力の言語が話す言語(日本語など)になっているかも確認してください。言語が英語のままだと、日本語で話しても正しく文字になりません。
2. 正しいキーで起動しているか確認する
音声入力を始めるキーは、設定したショートカットと一致している必要があります。
- 「キーボード」設定の「音声入力」→「ショートカット」に何が設定されているか確認する
- マイクキーは「押して放す」。押し続けるとSiriが起動します
- 外付けキーボードにはマイクキーがない場合があります。ショートカットを別のキーに設定するか、「編集」→「音声入力を開始」から起動しましょう
ショートカットの設定方法はMacで音声入力する方法で解説しています。
3. マイクを確認する
キーを押すと音声入力は始まるのに、文字が出ない場合はマイクを疑います。
- 入力先:外付けマイクを使う場合は、Macに接続されていて、「サウンド」または「キーボード」設定で選択されているか確認する
- 入力音量:「システム設定」→「サウンド」→「入力」でマイクを選び、入力音量を上げる
- マイクの位置:内蔵マイクが服や手でふさがれていないか確認する
AirPodsなどのBluetoothイヤホンをつないだままにしていると、入力先がイヤホン側に切り替わっていることがあります。意図したマイクが選ばれているか、「サウンド」の「入力」で確認しましょう。
4. インターネット接続を確認する
音声入力は、環境によってインターネット接続が必要です。Wi-Fiが切れている、通信が不安定といった状態だと、うまく文字にならないことがあります。「システム設定」→「ネットワーク」で接続を確認してください。
デバイス上で処理されるのか、接続が必要なのかは、「キーボード」設定の「音声入力」の下にある説明で確認できます。
5. 話し方と環境を見直す
設定に問題がないのに認識がおかしい場合は、話し方や周囲の音が原因かもしれません。
- 普段Macを使う位置から、小さすぎず大きすぎない声ではっきり話す
- テレビや会話など、背後の雑音を減らす
- 騒がしい場所や響く部屋では、ヘッドセットマイクを使う
認識精度の上げ方は音声入力の精度を上げるコツで詳しく紹介しています。
6. 「音声コントロール」がオンになっていないか
アクセシビリティ機能の「音声コントロール」がオンになっていると、標準のmacOSの音声入力は使えません。この場合、テキストは音声コントロールを通して入力されます。標準の音声入力を使いたい場合は、音声コントロールがオフになっているか確認してください。
それでも直らないとき
ここまで確認しても直らない場合は、次の順に試してみてください。
- 音声入力を一度オフにして、再度オンにする
- Macを再起動する
- macOSを最新の状態にアップデートする
よくある質問
30秒くらいで勝手に止まってしまいます
仕様です。何も話さない状態が30秒続くと、音声入力は自動で止まります。話している間はタイムアウトせず、入力できる長さにも上限はありません。
特定のアプリだけ音声入力が使えません
文字を入力できる場所であれば多くのアプリで使えますが、入力欄の作りによっては音声入力が効かない場合があります。メモなど別のアプリで動くか試すと、Mac全体の問題か、そのアプリだけの問題かを切り分けられます。
参考情報
料金・仕様は2026年10月17日時点で確認した内容です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。