Aqua VoiceとTypelessの違いは?料金・特徴・向いている人を比較
この記事は、Mac用AI音声入力アプリ「Koebo」の開発元が書いています。Koeboは自社製品です。
Aqua VoiceとTypelessの一番の違いは、話した言葉をどう扱うかです。Aqua Voiceは話した内容を忠実に、速く文字にするタイプ。Typelessは、まとまりのない話し方でもAIが読みやすい文章に整えるタイプです。
料金は、個人向けの有料プランを年払いにした場合、Aqua Voiceが月8ドル、Typelessが月12ドルで、Aqua Voiceのほうが安くなります(2026年10月17日時点)。
違いがひと目でわかる比較表
項目 | Aqua Voice | Typeless |
|---|---|---|
方向性 | 話した言葉を忠実に、速く | 文章として読みやすく整える |
無料プラン | 1,000語まで | 毎週一定量まで |
個人の有料プラン | Pro:年払いで月8ドル/月払いで月10ドル | Pro:年払いで月12ドル/月払いで月30ドル |
上位プラン | Max:年払いで月24ドル/月払いで月30ドル | Enterprise:要問い合わせ |
主な機能 | カスタム指示、カスタム辞書、リアルタイム表示(Max) | 文体・トーンの個人化、アプリごとのトーン、翻訳、個人辞書 |
対応OS | Mac、Windows、iPhone、Android | Mac、Windows、Linux、iPhone、Android |
データの扱い | SOC 2 Type II、ISO 27001。法人向けプランでデータ保持ゼロ | クラウドにデータを保持しない、学習に使わないと公表 |
学割 | ProとMaxが70%割引 | 記載なし |
※ 料金は公式料金ページの表記に基づきます。最新の内容は公式サイトで確認してください。
Aqua Voiceの特徴
Aqua Voiceは、速さと正確さを重視したAI音声入力アプリです。国内の比較記事でも、話した言葉を忠実に書き起こす点や、起動と出力の速さが評価されています。
- 忠実な書き起こし:言葉づかいを大きく書き換えないので、自分の言い回しが残る
- カスタム指示と辞書:Proプランでは、出力の書き方の指示と、拡張版のカスタム辞書を使える
- リアルタイム表示:Maxプランでは、話しながら文字を確認できる
その反面、整形は控えめなので、言いよどみの多い話し方だと、あとから自分で整える場面が出てきます。
Typelessの特徴
Typelessは、話した内容を「送れる文章」に整えることを重視したアプリです。
- 整形の強さ:言い直しや重複、フィラーを整理して、読みやすい文章にする
- 文体の個人化:自分の書き方やトーンに合わせたり、アプリごとにトーンを変えたりできる
- 対応OSの広さ:Mac、Windows、Linux、iPhone、Androidに対応
- データの扱い:クラウドにデータを保持しないこと、学習に使わないことを公式に掲げている
一方で、整える力が強いぶん、自分の言い回しが別の表現に変わることがあります。言葉の選び方が大事な文章では、読み返してから送りましょう。
どっちを選ぶべき?
こんな人は | おすすめ |
|---|---|
話したとおりに速く入力したい | Aqua Voice |
AIへのプロンプトや技術的な文章が多い | Aqua Voice |
できるだけ安く使いたい | Aqua Voice |
手直しせずにそのまま送れる文章がほしい | Typeless |
考えがまとまらないまま話しても整えてほしい | Typeless |
スマホやLinuxでも同じように使いたい | Typeless |
迷ったら、両方の無料枠で、自分がふだん書く文章を同じ内容で話して比べるのが確実です。比べるときは、読みやすさだけでなく「自分の言いたかったことが変わっていないか」も確認してください。
「忠実」と「整形」のあいだという選択肢
忠実型は言葉が残る代わりに手直しが必要で、整形型は手直しが減る代わりに言葉が変わることがあります。
Koebo編集部が開発中のKoebo(コエボ)は、その中間を目指しています。明らかな言い直しは最終的な内容に整え、口調や言葉づかいは書き換えずに残す設計です。詳しくはKoeboとはをご覧ください。
ほかのアプリも含めた比較は、Mac向けAI音声入力アプリの選び方で紹介しています。
参考情報
料金・仕様は2026年10月17日時点で確認した内容です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。